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窯の自分史

窯との出会いは、題字の如く 巡り会いです。
短い人生で、そう何度も、色々な窯で、焚けるチャンスはありません。
たまたま出会い、そして、お世話になった窯を紹介いたします。

  尚、題字は、川島刀匠の作です。

   目 次
1.練炭火鉢窯
2.穴窯
3.倒炎式灯油窯
4.炎式灯油窯1号炉
5.倒炎式灯油窯2号炉
6.倒炎式灯油窯ミニ
7.電気炉1号炉
8.電気炉2号炉
9.薪 窯
10.竹炭窯
それぞれの項目をクリックすると、ジャンプします。
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 練炭火鉢窯 

時 期 幼稚園のころ rentanhibati.gif 
最高温度 不明・650℃くらい?
容 積 無し
内 容 窯?単に練炭火鉢の上に、泥で作った径2〜3Bのカップを置いて、焼いてみようとしただけ。はじけて、終わり。
エピソードなど 土を焼くっていう発想は、ここから始まったのです。

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 穴 窯 

時 期 小学校低学年頃 minianagama.gif 
最高温度 温度が、上がらず、失敗
容 積 1500立法センチメートル
内 容 山肌の傾斜地を開墾して作った栗山がありました。その斜面に園芸用のミニスコップで径10B弱、長さ20Bぐらいの穴をうがち、下から小枝を詰めて、燃してみました。
エピソードなど 根気よくやってもだめでした。

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 倒炎式灯油窯 

時 期 大学の陶芸同好会  画像探し中 
最高温度 1240℃
容 積 約0.2立法メートル
内 容 使っていた灯油窯(先輩達の自作)の修理に参加。構造を学ぶ。この窯は、1200℃を越えると急に温度が上がらなくなり、本当に苦労して、釉薬を溶かしていました。
エピソードなど 男子学生が徹夜で焚いて、女子学生が朝、差し入れのおにぎりを持ってきてくれて、その美味しかったこと。
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 倒炎式灯油窯1号炉 

時 期 1988頃完成 toyugama22.jpg 
最高温度 1350℃以上
容 積 約0.5立方メートル
内 容 いわゆる「いってこいの窯」と、呼ばれるもので、大学時代のものとの違いは、燃焼室部分の比が大きいこと、煙突・ダンパーがきっちりついており、酸化炎、還元炎の調整の可能なこと。強還元で急加熱して、青磁釉をよく、焼いていました。補修してから、色合いが悪くなったのと、薪窯の完成で、ほとんど使っていません。
エピソードなど 設計図有り。制作費の記録有り。制作過程のビデオ記録有り。
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 倒炎式灯油窯2号炉 

時 期 1989年頃 toyugama2_1.jpg 
最高温度 1270℃まで
容 積 0.1立方メートル
内 容 登り窯のウドと第一室を切り取ったような構造で、薪の投入が可能。
1号炉より倒炎状態がうまくいき、棚板の平面で見た場合の温度分布の差が出にくいのが特徴。薪窯のプロトタイプとして作られた。
また、体積が小さいが、1号炉より冷めにくく、乳濁釉に向いている。
体積が小さく、何回も焼かなくてはならないので、ほとんど使っていないが、少量緊急に焼く場合は、今も出番がある。生地がもてば、最少5時間で本焼き可能。冷めるのは4日ほど。
エピソードなど 設計図有り。制作費の記録有り。
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 倒炎式灯油窯ミニ 

時 期 1989年頃 PB292119.JPG PB292121.jpg 
最高温度 不明
容 積 100cc
内 容 廃品のガスバーナーを通して、灯油を滴下し、ヘアドライヤーで、風を送ることで温度をあげる構造。キャスタブルの型抜きで作った。2〜3Bのカップなら入る大きさである。
エピソードなど 室内で、轆轤を回しながら焚こうと思っていたが、一回も焚いていない。
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 電気炉1号炉 

時 期 1989年頃 denkigama.gif 
最高温度 870℃くらい
容 積 約6リットル
内 容 楽釉や、テストピース等を焼くために制作したもの。
軽量断熱煉瓦に溝を掘りニクロム線を埋め込んだもので、1500ワット。二時間程度で、850℃まで温度を上げることが出来た。
300、600、900、1200ワットの切り替え機能付きだった。
径15B程度の鉢までは、入る大きさであった。
エピソードなど 公民館講座に貸与していたが、英国式庭園をめぐる移転時に紛失してしまった。

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 電気炉2号炉 

時 期 未完成  
最高温度 目標850℃
容 積 0.1立法メートル
内 容 未完成というか、材料は取りそろえて、1200℃迄の温度計まで買ったものの製作できずにいるもの。完成すれば、約8時間で、素焼きが出来る予定。
エピソードなど いつ、作るのだろう

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 薪 窯 

時 期 1994年完成 makigama1.jpg 
最高温度 1240℃(設計上)
容 積 約1.4立方メートル程度
内 容 現在使用中のもので、詳細は一応企業秘密、と、もったいぶっておこう! 
製作3年、焼成36時間。
とりあえず、ある程度の個数を焼くことが出来るようになりました。
エピソードなど 設計上の最高温度は、単に材料の耐火度です。
ひとに貸したら1350度で焚かれてしまい、モルタルが融けだして、断熱性が随分落ちてしまいました。
3週間ぐらいで冷め切ってしまいます。
完成直後は、焚き終わって1ヶ月たっても暖かだったのに。

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 竹炭窯 

時 期 2008年7月〜 竹炭窯レンガ積み終了時
最高温度 300度程度目標
容 積 約0.5立方メートル
内 容 ドラム缶で竹炭を焼いていた方の依頼で、ドラム缶代わりに耐火煉瓦で築いたもの。
エピソードなど 竹炭窯の構造をあまりわからず、最初にあったドラム缶と同じ構造にしたところ、温度が、全然上がらなかった。
炭焼きだから、それでも良いのかと思ったが、依頼者より、もっと温度を上げたいと言うことで、現在改修中。 工事の模様は、こちらの日記でどうぞ。

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 窯 名 

時 期    
最高温度  
容 積  
内 容  
エピソードなど  

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