食の器、草花の器、光の器展 |
期 間 2003年 6月11日(水) 〜 6月16日(月) 場 所 時 間 AM11:00 〜 PM6:00( 最終日PM4:00 ) |
テトラヘドロンの地図です。 大まかな位置はこちら 住所:岡山市表町1丁目9-44(平田光学2階) Tel086-223-3155 Fax 086-212-1010 |
案内ハガキの案です。 印刷会社からは次の4つが示されました。 庄原にあるシンセイアートという会社です。 いろいろ、いいデザインがあったのですが、 元の作品が旧作ということで、 イメージを中心とした2番目に決めました。 が、美しいので、許可を得て掲載します。 クリックすると拡大します。 |
ご挨拶日常の時間を少し変えてみたい、食べる・居る・過ごす時間を少し濃密にしたい、 そんな思いで作った陶器です。 お手許においていただくと、 ちょっとお手間をかけてしまうかもしれません。 でも、連れて行って頂きたい「うつわ」達です。 |
「光の器」について テトラヘドロンにて個展をしてみないか、というお話は、いつもお世話になっている西粟倉のギャラリー「彩」を管理しておられる女流陶芸家の乾さんを通して、頂きました。そのとき、以前から考えていた「土」の可能性として、「形の変わる岩」としての使い方をしてみたいと思いました。そして、新たに、光の器を作ってみようと制作を始めたところです。今回はまだ、完成品が1つだけでした。 |
緻密ないい加減さ光の器を作り始めたときは、色々な光源を目的に合わせて使ってみたいと思いました。1つずつ作る有利さを生かして粘土である可変性を生かして、様々なものが出来るはずでした。 が、焼き上げてみて、電気製品としての「光」は、 部品を探すことから始めなければなりませんでした。 ぎりぎりに窯出ししたので、 15Wの蛍光管に対応する部品は現在取り寄せ中で、 それも同級生のお兄さんや知り合いの方に無理を聞いてもらってのこととなりました。 また、収縮率も計算して、轆轤をひいたはずが、 焼き上がってみると思いの外収縮していて、部品が入らず、 結局、古来からある蝋燭立てのみ出品することになりました。 昨年春からの思いは、いつ、実現していくのでしょうか。 緻密に計算し設計し、 しかも、焚きあがったときには誤差が生じることを甘んじて受け入れるいい加減さも持つ、 そんな考え方が必要かもしれません。 |
磐梨焼きと、名乗り初めて、2年半が過ぎようとしています。熊山町は備前焼のふるさと伊部の町から山一つ越えて北にあるので、町内には備前焼の作家さんが大勢おられます。 そんな中で、陶器を焼いていると、「備前焼を作っているのですか」と、必ず尋ねられます。そんなとき、ラベルがないと「白い釉薬を使って・・・、薪の窯で焚いて・・・」、と、色々説明して、でも、「備前焼でないもの」を焼いているとしか、イメージが残りません。 そこで、出身中学の名前を借りて「磐梨」焼き、と名乗ることにしました。 でも、僕らが少年時代にはなかった磐梨小学校や磐梨幼稚園も出来て、子供がそこに行くようになると妙に親しみが増えていくものですから、不思議なものです。 ちなみに、出身高校の名前は「○○焼き」としては、使えません。 |