素焼き

 6月16日(土)の夕方から、17日にかけて、素焼きをしました。

16日午前11時ぐらいに、洗濯などが、一段落したので、窯詰めにはいり、午後5時半終了。デリカに、3回分の量です。座席を倒し、その上に、さん板のままのせて、一番遅いギアで、農用車のようにごとごと走るのです。丁度、田植えの時期だったので、農用車も行き交っておりましたが、ルートが違うため、出会うことなく運べました。

 素焼きの場合、無理な力が掛からないように積めば、ひっつかないので、積むことも出来るのですが、本焼きできるぎりぎり作ったら、すぐ焼成に取りかかるので、いつも、本焼きと同じように棚板の上に一重に接しないよう並べて窯詰めします。

 予定では、6時から焼成でしたが、詰め込む口を閉じたり、ウドの焼成口を開いたりするのに時間がかかるので、2時間遅れの8時より、火をつけます。

 あぶりと呼ばれる初期の段階では、6時間かかって、温度計の目盛りで100度にします。午前2時になってました。私の窯には、ロストル用の口の上に、焼成用の口が開いておりますが、最初は、ロストルの所で、たき火のように、薪を燃やし、口を暖めるので、100度になる頃やっと、焼成口より、薪を入れる段階となります。

 その後、2時間に100度の割合で温度を上げ、午前8時に400度、12時に600度、ここから、ややペースをあげ、14時を過ぎる頃、750度に達して、素焼きの終了です。

 ロストル口と、焼成口に、煉瓦を積み、どべで隙間をふさぎ、ダンパーをおろし、煙突にふたをしたら、終了なのですが、今回、ダンパーを上げすぎたため、降りなくなるというアクシデントに見舞われました。が、とりあえず、煙突のふたをしているので、そんなに冷たい空気は、入らないだろうということで、締めて帰りました。翌々日、250度ぐらいに下がってましたので、冷め割れも、まあ、ないのではないかと・・・期待しています。

 こんなのが、我が家の素焼きです。一応、土曜日の朝、7時半から、日曜の昼14時半ぐらいまでは、起きていますので、31時間は、起きてます。


 6月27日現在35度

 口を切って作品を出そうとしたけれど、思いとどまり、ガス抜きを兼ねて、口のどべをはがして、煉瓦をゆるめた状態で、放置しています。下がりにくいのも良し悪し。

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