古墳整備事業・・・古墳調査
Shujitsu.16 号墳  ( 通称 : 操山84号墳 )
Shujitsu.16号墳は未だに私の入室を拒んでいる。
古墳としては、特徴のあるものではない。
奥壁も鏡石ではなく普通の石を巧みに積み上げている。
笠井山頂上より80mほど東コースを下ったコースの南側。
側壁は持ち送りが見られ左上の逆V型の隙間から降りても帰りは天井石の厚さとオーバーハング状のため、ここからの出入りは無理。 玄室の造りはあまり良いとは言えない。側壁にかなり大きな石が使われているようです。
また天井石に巨石が使われている。
なぜ同等の石を鏡石に使わなかったのでしょう。
もしそうしておれば威厳のある古墳になったのに。っと私は感じています。

もう一度天窓からの盗撮ではなく 堂々と羨門より、訪問すべく、方法を考えています。
羨道を掃除すれば入れるかも知れない。
内部の構造観察と採寸ができればと考えています。
一応左片袖式の石室です。

概観
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羨道・玄室
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 唯一入室できる天井の隙間。
 ただし、行きはよいが帰りがどうも。
 羨門はh=12㎝ほど。


図16 玄 室 d=5.50m w=1.60m h=1.20m(現状)
羨道部 d=1.60m w=0.90m h=0.12m奥=0
墳丘径約10m、高さ約3mほぼ南向き 
上記寸法はおおよそです。

玄室内
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かなり荒れた奥壁


 玄室のパノラマ
玄室のパノラマ
 玄室のパノラマです。(実際には入れないため、撮影した画像を合成しています。)
(注 : 拡大写真は、別ページとして開きます。)

右・左側壁
側壁は持ち送りが見られ 左上の逆V型の隙間から降りても、帰りは 天井石の厚さとオーバーハング状のため ここは特製の縄ばしごがないと無理。
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 奥壁から見て右壁  奥壁から見て左壁
 
天井・羨道
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 天井石が巨大で重そう。髭があります。  奥壁から羨門。