古墳整備事業・・・古墳調査
Shujitsu.17 号墳   ( 通称 : S62号墳 )
Shujitsu.17号墳も墳丘流失、天井石がむき出し状態です。だいたい径8mくらいの墳丘だと思います。
玄室部 d=4.00m w=1.40m h=0.80m 1m以上埋没。
羨道部は d=2.50m w=1.00mh=0.45m 東向きです。
記録では、この古墳は無袖式だと言うのですが 私には袖があるように見えます。
  どうでもいいか。
概観
Shuijitu17_01

2014年2月14日雪の中のShujitsu.17号墳。近年岡山には見られなかった大雪。
山陰へ行くとこんなのは大雪ではないが、岡山市内では珍しい。2日後の16日に山に入り撮影。
空の色はもう春の色です。
雑木を伐採する前の17号墳は陽が当たらず暗い古墳でしたが、今はこんなに明るくなりました。
でつい撮影したくなり雪の中を撮影に来ました。

 

Shuijitu17_02
  古墳特有の天井石の配列です。
  一番手前の粋な面構えの石は羨門でしょうか。



玄室内
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玄室奥壁( 鏡石 ) は71m以上埋まっているように思えます。

羨道・玄門
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 羨道の手前が下がっている様に見えるのは
 玄室が埋まったためです。
 左片袖式の玄門部分はかなりガタが来ています。