古墳整備事業・・・古墳調査
Shujitsu.18 号墳  ( 通称 : 操山85号墳・S63号墳 )
Shujitsu.18号墳は墳丘測定不能です。この古墳も左片袖式です。
羨道部の天井石は消失しています。ですから即玄門石です。
面白い形の玄門です。ズワイガニか亀の様にも見えます。
玄室内には竹も生えています。やがて5月頃になると筍が出てくるのでしょうか。
古墳内の筍は一寸・・・

概観
Shuijitu18_01


玄室内 奥壁方向

Shuijitu1_05 この奥が奥壁になります。
かなり狭く奥壁まで無理です。
ここでご勘弁を。
玄室はd=4.00m w=1.40m h=0.30m
羨道d=1.50m w=1.00m h=0.50m
おそらく、玄室内の奥壁部分は1m50㎝程埋もれているようです。
古墳内部は勿論のこと、せめて墳丘の範囲の雑木、竹を撤去し古墳内部を掃除すれば相当、立派な古墳になりそうな予感がします。
それには結構時間を要します。



羨道・玄室
Shuijitu18_03
Shuijitu18_04
 羨道の狭いこと。
 手前の丸い石を過ぎると少し天井が高くなるので、
 中腰になれます。
 左片袖石の手前の壁石が内側に傾いています。
 おそらく天井石が重いんでしょうね。